Doto Hokkaido,Lake Chuzenji,River Katsura
「シャインライド」というプラグの可能性
[ 日本/北海道 道東河川/中禅寺湖/桂川 ]
皆さま、お久しぶりです。
ヴァルケイン ネイティブフィールドメッセンジャーのサイトウリュウヤです。
今回は釣行記というよりも今期発売となった「シャインライド70」というプラグについて誕生秘話からテスト釣行やその後の釣果など、少し長めにお話ししたいと思います。
⸻シャインライド70誕生のきっかけ⸻
時は昨シーズンの中禅寺湖。
ヴァルケインの菊地くん、ショータジェンキンスくんとの3人釣行の際、「シャインライドのネイティブサイズがあったら面白いんじゃないか」という会話から、この物語は始まりました。
実はそれ以前から、
・中禅寺湖でオリジナルサイズのシャインライドに実績があったこと
・各地のネイティブフィールドでもシャインライドの有効性を感じていたこと
この2つは常に頭の中にありました。
そこで想定したシチュエーションは、
・湖でのボトムバンプ
・湖での中層スイミング&ダート
・本流でのアップクロスによるボトムバンプ
・本流でのダウンクロスのスイミング&ダート
・大規模渓流の超ディープレンジ攻略
ターゲットは大型トラウト。
サイズは70mm。
ウェイト違いの複数プロトタイプを製作し、水槽テストからフィールドテストまで繰り返し行いました。
最終的にアクションは「70mm・14g」に決定。
そして完成した最終プロトを携え、北海道へ向かいました。
⸻北海道で見えた可能性⸻
結果は狙い通りでした。
11月の道東湿原河川では、狙ったスポットからグッドサイズを引き出す、まさに「シャインライドらしい」釣果。
主戦場となったのは、
・ボトム攻略
・中層のスイミング&ダート
の2パターンです。
ミノーでは攻め切れない足元の深みをしっかり探れるのは、オリジナルサイズから受け継いだ大きな武器。
さらに、中層のただ巻きも非常に効果的でした。
僕自身、エリアフィッシングでもオリジナルサイズのシャインライドを中層ただ巻きで多用しています。
70mmになっても基本バランスはほぼそのまま。
スピード感こそ変わるものの、アクションの質はオリジナル譲りです。
ロッドアクションを加えれば小気味良い左右へのダート。
ただ巻きではローピッチなウォブリング。
イメージとしては「震えないバイブレーションプラグ」といったところでしょうか。
そして製品版を持ち込んだ3月の道東釣行では、正直数え切れないほどのアメマスが遊んでくれました。
好反応が続いた道東実釣シーンをInstagramリール動画でご紹介しています。
⸻中禅寺湖でも実力発揮⸻
そして迎えた2026年の中禅寺湖解禁。
超大減水でスタートした今シーズンですが、シャインライド70はボトム、中層ともにレイクトラウトへの反応が非常に良く、サイトフィッシングでも好結果を残しています。
……とはいえ、僕自身は今シーズン、シャインライド70で掛けたレイクトラウトを全部バラしています(笑)。
偉そうなことは言えません。
代わりにVKプロアングラーの吉田くんがしっかり結果を出してくれているので、そこはご勘弁を。
僕はというと、中禅寺湖ではなかなか珍しい素敵なニジマスがボトムで釣れる。と言う不思議な体験をさせて頂いています。。
⸻本当に試したかった使い方⸻
湖や本流での活躍は、ある意味想像通りでした。
しかし、僕が実は一番可能性を感じていたのが、
「大規模渓流の超ディープレンジ攻略」
です。
関東近郊にはアユを捕食する大型ヤマメを狙うパターンがあります。
70mmというサイズ感はまさにジャスト。
14gというウェイトは一般的な渓流ロッドには少々重めですが、この釣りではパワータックルを使うことも少なくありません。
そんな期待を胸に訪れたのが、関東を代表するアユ食い大ヤマメ河川・桂川でした。
⸻桂川での実釣⸻
選んだロッドは
7フィート5インチとは思えない軽さを持ちながら、世界記録クラスのアメマスに対応するパワー、真夏の大型戻りアメマスをいなせる柔軟性を兼ね備えた、シリーズ中僕が最も信頼している1本です。
アメマス世界記録“94cm”
大型戻りアメマス
組み合わせたのは、
・ 2500番クラスのリール
・PE0.6号
・ナイロン8lbリーダー
この組み合わせが本当に秀逸。
フィガーやラグマといったミノーから、ハイドラム100Sやシャインライド70まで、幅広く快適に扱えます。
桂川本流を攻略するなら、本当におすすめしたいセッティングです。
⸻衝撃の一匹⸻
撮影当日、朝イチのポイントでは良型イワナのみ。
そこで移動した先が桂川本流の超メジャースポットでした。
狙うのはドン深の淵。
台風後の増水も重なり、かなりの水深になっていたはずです。
ドアップでシャインライド70を投入。
ラインスラックを回収しながらテンションフォールでボトムまで送り込み、着底後はローピッチでアクションを入れていきます。
そしてルアーがかなり手前まで来たところで、
ロッドがひったくられるような強烈なバイト。
魚体が見えた瞬間、久しぶりに本気で焦りました。
無事ランディングしたのは41cmのヤマメ。
しかもシャインライド70を頭から丸呑み。
さらに、その口の中には捕食したアユの尻尾が残っていました。
まさに狙い通り。
想像していたパターンが現実になった瞬間でした。
さらにこのヤマメのヒットシーンの一部始終を撮影した
Youtube動画がヴァルケインチャンネルにて
2026年6月19日(金) 18:00から公開予定となります。
⸻まだまだ広がる可能性⸻
中禅寺湖のレイクトラウト攻略をきっかけに誕生したシャインライド70ですが、予想していた通り、さまざまなフィールドで結果を出してくれています。
しかし、僕はまだまだこのプラグの力はこんなものではないと思っています。
トラウトフィッシングの枠を超え、皆さんもぜひさまざまなフィールドで「シャインライドパワー」を体感してみてください。
——そして最後に——
深くは書きませんが、
「あれ? そんなサイズあったっけ?」
と思うようなサイズも現在テスト進行中です。
エリアトラウトルアーの枠を飛び越え、新たな可能性を見せ始めたシャインライド。
今後もこのプラグから目が離せません。
- [ ANGLER ]
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Saito Ryuya