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減水の中禅寺湖を読む、低水温期の攻略
[ 日本 / 栃木県 / 日光市 / 中禅寺湖 ]
皆さんこんにちは。
ValkeINネイティブトラウトプロアングラーの吉田一真です。
今回は、2026年4月上旬から中旬にかけての中禅寺湖釣行を振り返ります。
今年の中禅寺湖は、例年と比べて大きく減水しており、これまでのポイントや水深の感覚が通用しにくい状況でした。
低水温期のネイティブトラウト、特にレイクトラウトを狙ううえで、魚のレンジやブレイクの位置をどう捉え、どのようにルアーを通していくかが重要な釣行となりました。
【フィールド状況】
釣行時の中禅寺湖は、朝晩の冷え込みが厳しく、水温は3〜5℃と低めで推移していました。
昨年と比較しても明らかな減水傾向が見られ、シャローエリアは多く露出。
立ち込み可能なポイントは増えた一方で、ブレイクまでの距離が非常に近く、岸からのアプローチには工夫が必要な状況でした。
ShineRide70 M253 マットゴーストシェル
【釣り場の特徴】
中禅寺湖は標高が高く、シーズン序盤は雪解け水の影響も受けるため、かなり低い水温からスタートします。
その影響で、魚の活性や着き場、回遊ルートは安定しにくく、狙って釣ることが簡単ではありません。ルアーを通すレンジ、スピード、移動距離を細かく調整しながら、丁寧に反応を探っていく必要があります。
また、今年は例年に比べて減水が激しく、岸から5〜10m付近でのバイトが多く見られました。
通常よりも手前に寄ったブレイクをどう攻略するかが、今回の釣行における大きなポイントでした。
Twillight XF 17g No.20 ホワイトブラウン/ブラック
【狙い・テーマ】
今年の中禅寺湖は、例年の水位や地形のイメージだけでは組み立てにくい状況でした。
そのため、今回のレイクトラウト攻略では、**「変化への対応」**をテーマにしました。
低水温だからといって、すべての魚が完全にボトムへ張り付いているわけではありません。
ボトム付近を丁寧に探ることを基準にしながらも、少し浮いた魚や、ブレイク沿いをショートレンジで差してくる個体にも対応できるよう、ルアーごとの役割を意識して組み立てました。
Twillight XF 14g No.17 Wゴールドスプラッシュ
【使用ルアー】Twillight XF 14g / Twillight XF 17g / Shine Ride 70
【選択理由】
低水温で水温が3〜5℃と低く、さらに減水によってブレイクが手前に寄っている状況では、魚はボトム付近で動きが鈍く、ルアーに対して追い切らない個体が多いと判断しました。
そのため今回は、ボトムを基準に、いかに丁寧に見せて食わせるかを重視しました。
Twillight XF 14g、Twillight XF 17gは、比重を活かしたボトムバンプで使用。
着底を明確に把握しやすく、短い移動距離でボトム付近を確実にトレースできるため、手前に寄ったブレイク周辺をピンポイントで攻める展開に適していました。
大きく跳ね上げるのではなく、リフト幅を抑えた細かいバンプでもしっかりアクションし、低活性の魚に対してリアクションと食わせの間を作れる点を評価しました。また、14gと17gを使い分けることで、風や水深の変化にも対応しやすくなります。
Shine Ride 70は、ボトムバンプに加え、シェイクを織り交ぜた誘いで使用しました。
強すぎないナチュラルな波動と、その場で見せ続けられる操作性を活かし、活性の低い魚に対してじっくりと口を使わせる狙いです。
特にステイ中の微細な揺れや、移動距離を抑えたシェイクは、回遊待ちの状況でバイトに持ち込む間を作りやすいと感じました。
以上の理由から、ボトムを意識した繊細なアプローチが必要な今回の状況に対し、ボトムバンプやシェイクで操作しやすく、低活性時でもアピールと食わせを両立できるTwillight XF 14g、Twillight XF 17g、Shine Ride 70を選択しました。
ShineRide70 C233 アカキン
【釣果パターン】
Shine Ride 70では、ボトム直上のリアクションを意識しました。
基本は、着水後にカウントを入れてボトム付近まで沈めてからのリフト&フォール。
ただし、Twillightほどボトムに固執しすぎず、ボトム〜30cm上を意識してアクションさせることが重要でした。
リフトはやや鋭く入れ、フォールで見せて食わせるイメージです。
低水温によりボトムべったりの個体が多い一方で、完全に動かない魚ばかりではありませんでした。
ShineRide70 C228 ワカサギ
ブレイク沿いをショートレンジで差してくる個体も確認でき、Shine Ride 70はそうしたやや浮いた個体や、リアクションで口を使う魚に有効でした。
一方、Twillight XF 14g、Twillight XF 17gでは、よりボトムに近い個体を狙う展開が中心になりました。
着底後は大きく跳ね上げず、ボトムを外しすぎない繊細なアクションを意識。
低水温期は、ルアーの移動距離を抑えたアプローチの方が反応を得やすく、ブレイクやハードボトムを丁寧にトレースすることでバイトが集中しました。
【気付き・学び】
今回の釣行では、低水温期であっても、魚のポジションをひとつに決めつけないことの重要性を再確認しました。
ボトムに張り付くような個体に対しては、Twillight XF 14g、Twillight XF 17gを使い、ボトム付近を細かく丁寧に見せ続けることで反応が安定しました。
一方で、ブレイク沿いを少し浮いて差してくる個体に対しては、Shine Ride 70でボトム〜30cm上を鋭くリフトし、フォールで食わせる展開が有効でした。
同じ低水温期の中禅寺湖でも、魚のレンジや反応は一様ではありません。
その日の状況に合わせてルアーごとの役割を明確にし、ボトム、ボトム直上、ブレイク周辺を丁寧に探り分けることが大切だと感じました。
【まとめ】
今回の中禅寺湖釣行を通して、**「低水温=完全にボトム」**という固定概念に捉われすぎないことの重要性を改めて実感しました。
減水によってブレイクが手前に寄り、魚との距離感やルアーを通すコースも例年とは異なる状況。
その中で、Twillight XF 14g、Twillight XF 17gではボトム付近を丁寧に探り、Shine Ride 70ではボトム直上のリアクションを意識することで、それぞれのルアーの役割を活かすことができました。
低水温期のネイティブトラウト攻略では、魚のレンジ、反応、地形変化を見極めながら、ルアーの移動距離や見せ方を細かく調整することが重要です。
変化する中禅寺湖にどう対応するか。
その一つひとつの判断が、レイクトラウトとの出会いにつながる釣行となりました。
- [ ITEM ]
RODS:DainsleiF Ondine 8’04M+
REEL:22EXIST LT3000-H
LINE:PE 1号
LEADER:Nylon 15lb
HARDBAITS:Shine Ride 70
SPOONS:Twillight XF 14g、Twillight XF17g- [ INFO ]
FIELD:日本 / 栃木県 / 日光市 / 中禅寺湖
DATE:2026/4/上旬〜中旬
SEASON / WEATHER:4月上旬〜中旬
AIR TEMP / WATER TEMP:-5℃〜7℃程度 / 3〜5℃
FISH:レイクトラウト 4匹- [ ANGLER ]
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Yoshida Kazuma