Area Trout
暑さの中のトラウト<br>答えは0.2gの差。

Klevoe Ozero, Omsk, Russia

暑さの中のトラウト
答えは0.2gの差。

[ ロシア / オムスク / クリョーヴォエ・オゼロ ]

皆さんこんにちは。

ValkeINフィールドアングラーのダリア・アルテメンコ(Darya Artemenko)です。

 

今回は、ロシアのオムスクにあるクリョーヴォエ・オゼロでのエリアトラウト釣行をレポートします。

 

当日は気温28℃。
西から南西の風が4mほど吹き、水温は22℃まで上がっていました。

水色は濁りのあるグリーン系。
水深は3〜3.5mほどで、岸際では藻が生え始めていました。

釣行時間は12:00〜14:00。
強い日差しが照りつけ、すべての動きが止まってしまったように感じる暑さでした。

 

それでも、暑さはロッドを置く理由にはなりません。
そこにトラウトがいるなら、どうすれば口を使わせられるのかを探していきます。

気温と水温の上昇により、トラウトの行動は予測しにくい状況でした。

 

まず考えたのは、魚がどこにいるのかということです。

そこで、噴水の近くにある木陰を選びました。

トラウトは非常に警戒心が強く、表層付近にいながら、噴水の近くに集まっていました。

 

こうした状況では、マイクロスプーンが頼りになります。

軽いウエイトは、狙った場所へ正確にキャストしやすく、警戒しているトラウトに対して繊細にアプローチできます。

最初に使用したのは、Servant Spear 0.7g。カラーは10、79、74です。

 

魚を観察していると、木から落ちてくる小さな枝や葉、特に暗い色のものに反応していました。

 

1投目ではありませんでしたが、2投目のリトリーブで慎重なバイトを得ることができました。

ロッドは45度ほどに立て、ミディアムスピードを基準に、スプーンを少し斜めに通していきます。

軽く、自然なアクションでトラウトに見せることを意識しました。

 

暑い日の釣りでは、リトリーブの組み立てがとても重要です。

一定巻きを基準にしながらも、単調にはしません。

短いポーズや、ロッドティップを使った軽い動きを加えることが、この時の反応につながりました。

暑さの影響で、トラウトはとても警戒心が強くなっていました。

魚がいるレンジは見えていたため、そのレンジは変えず、スプーンのウエイトをさらに落としてみることにしました。

 

Servant Spear 0.7gから、Scheila Nano 0.5gのAJM10へ変更します。

わずか0.2gの違いですが、トラウトの反応は大きく変わりました。

 

Scheila Nano 0.5gの方が明らかに反応が良く、この日の警戒した魚には、より軽いスプーンの見せ方が合っていたようです。

Scheila Nano 0.5gは、狙ったレンジをキープしやすく、表層付近を丁寧に通すことができました。

 

場所とレンジは変えず、ウエイトだけを落とす。

数ある選択肢の中から少しずつ条件を絞り込んだことで、この日の答えに近づくことができました。

暑い日のトラウトフィッシングは、忍耐が必要です。

魚がいる場所を探し、レンジを見極め、リトリーブスピードや動かし方を調整する。

 

そして今回は、同じレンジの中で0.7gから0.5gへウエイトを落としたことが、反応の差につながりました。

暑さの中でも、魚の反応を一つずつ確認しながら選択肢を絞っていく。

その小さな違いが、トラウトに口を使わせる答えになると感じた釣行でした。

[ ITEM ]

RODS:Break Through Zero-Verge First Edition 6’0 ISS-UL
REEL:C2000
LINE:Ester #0.3
SPOON:Servant Spear 0.7gScheila Nano 0.5g

[ INFO ]

釣行日:2026/6/7
天候:晴れ
気温:28℃
風:西~南西 4m/s
水温:22℃
水色:濁りのあるグリーン系
水深:3~3.5m
釣行時間:12:00~14:00

[ ANGLER ]