Lake Grosotto, Valtellina, Lombardy, Italy
澄んだ山上湖で追う、
老成トラウト。
[ イタリア / ロンバルディア州 / ヴァルテッリーナ / グロゾット湖 ]
皆さん、こんにちは。
イタリアのValkeINフィールドアングラー、
マウロ・サッケッティです。
今回は、
イタリア・ロンバルディア州のヴァルテッリーナにある
グロゾット湖での釣行をレポートします。
グロゾット湖は、
ロンバルディアアルプスに位置する
ノーキルエリアを持つ湖です。
周囲の山々から流れ込む2本の小川によって、
夏の暑く晴れた日でも水は冷たく、
透明度の高いコンディションが保たれています。
10年以上ノーキルエリアとして管理されていることもあり、
湖には長く湖に残っているニジマス、
ブラウントラウト、イワナ系、
ハイブリッドなどのサケ科魚が生息しています。
中には大型の個体も多く、
今回の狙いは、
そうした経験を積んだ賢いトラウトたちです。
長く湖に残っているトラウトは、
非常に警戒心が高く、
ほとんど野生魚に近い反応を見せます。
そのため、今回のアプローチでは、
湖に豊富に生息している
ベイトフィッシュの動きを意識し、
それをルアーで再現することをテーマにしました。
流れ込み周辺を狙う
最初に選んだのは、
シュヴァーンSフローティングです。
このルアーは、
湖へ流れ込む小川によって生まれる
カレント周辺に定位する、大型のブラウントラウトや
イワナ系を狙うために使用しました。
カラーはナチュラル系に加え、
M029のようなホワイト系も効果的でした。
中でも、この日もっとも反応が良かったのは、
M025 マットピンクです。
使い方は、まずカレントの向こう側へキャスト。
ロッドティップを下げて、
ルアーを素早く狙いのレンジまで入れていきます。
そこから、ロッドによる小刻みなジャークと、
リールの巻きを止める動作を組み合わせた
ストップ&ゴーで誘っていきました。
バイトはストップ中に出ることが多く、
ルアーの動きが止まった瞬間に
魚が口を使う場面が目立ちました。
この釣りはサイトフィッシングで行うことが多く、
私自身も好きな釣り方です。
魚の反応を見ながら、
どのタイミングでジャークを入れるか、
どこで止めるか、
そしてどの瞬間にフッキングするかを判断していきます。
魚の動きに対して、
アングラー側がどれだけタイミングを合わせられるかが、
この釣りではとても重要になります。
砂地のボトムを攻略
湖の中央付近へ移動すると、
最大水深が2〜3mほどの砂地のスポットがあります。
このエリアでは、シャインライドを使用しました。
カラーは、強い存在感を出せるC113
ピンクオレンジを選択。
ボトムにしっかりコンタクトさせながら、
細かく跳ねさせるようにアクションさせます。
砂地のボトムでルアーを跳ねさせることで
砂を巻き上げ、その変化によって
魚の攻撃性を引き出していくイメージです。
特に、日中の暑い時間帯に
深いレンジへ移動したブラウントラウトや
イワナ系に対して効果的でした。
表層から約1mを探る
同じスポットで、もうひとつ効果的だったのが
フィガーSSです。
カラーは、M029やM047のような
ホワイト系を使用しました。
フィガーSSは、アクションと
ウエイトのバランスによって遠投がしやすく、
沖のポイントまでしっかり探ることができます。
この日は、
表層から約1mほどのレンジを探るために使用しました。
このエリアでは、
ジャークや長いポーズを多用するよりも、
シンプルなリトリーブの方が反応が良い印象でした。
おそらく、
湖の中央付近にいる魚は比較的落ち着いており、
過度なアクションよりも、ナチュラルに見せる
直線的なアプローチが合っていたのだと思います。
水草帯をスローに通
グロゾット湖の一部エリアには、
ボトムから水面下50〜60cm付近まで伸びる
大きなウィードエリアがあります。
この水草帯は、
ブラウントラウトやイワナ系だけでなく、
ニジマスにとっても良い隠れ家になっています。
ここで反応が良かったのが、
ハイドラムフローティングです。
水面直下をスローにリトリーブすることで、
水草の上に潜む魚へアプローチしていきます。
この日は、C155 グローアルビノが特に効果的でした。
実際のベイトフィッシュに近い色合いで、
澄んだ水の中でも自然に魚へ見せることができました。
まとめ
グロゾット湖は、
冷たく透明度の高い水と、長く魚が残る
ノーキルエリアならではの難しさを持ったフィールドです。
流れ込み、砂地のボトム、沖の中層、水草帯と、
ポイントごとに魚のポジションや反応が大きく変わります。
今回は、シュヴァーンSフローティング、
シャインライド、フィガーSS、
ハイドラムフローティングを使い分けることで、
それぞれのエリアに合ったアプローチを
組み立てることができました。
次にグロゾット湖を訪れるのは、
競技シーズンが始まる9月の予定です。
またこのフィールドに戻り、試合での良い結果も
レポートできることを楽しみにしています。
- [ ITEM ]
TACKLE 1:HARDBAITS
ROD:DainsleiF 6’1ML Rev-S
REEL:2000S
LINE:Ester 0.4
LEADER:Fluorocarbon 3lb
HARDBAITS:Schwan S Floating / Figure SS / Hydram FTACKLE 2:BOTTOM
ROD:DainsleiF 6’1IS-SSL Impact Solid
REEL:2000S
LINE:Ester 0.4
LEADER:Fluorocarbon 3lb
HARDBAITS:Shine Ride- [ INFO ]
釣行日:2026年7月
天候:晴れ
気温:16〜28℃
釣行時間:6時間- [ ANGLER ]
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