トラウトキング選手権大会 地方予選3位入賞レポート
トラウトキング選手権大会 地方予選
ロデオクラフト・ヴァルケイン・バリバスカップ in フィッシングクラブジョイバレー【大会レポート】
皆さん、こんにちは。
ヴァルケインスーパーバイザーの花井英明です。
2026年2月1日(日)、千葉県成田市のフィッシングクラブジョイバレーにて開催された「ロデオクラフト・ヴァルケイン・バリバスカップ」に参戦してきました。
今大会を迎えるにあたり、まずは釣り場スタッフの方々に深く感謝を伝えたいと思います。大会1週間前にポンド状況が悪化した際、なんと1週間の休業という大きな決断を下し、最高のコンディションへと整えて当日を迎えてくださったのです。おかげで試合が成立し、楽しむことができました。
予選は5人1組の総当たり戦。各組上位2名が勝ち抜けという条件のなか、私の成績は2勝2敗。辛うじて2位で予選を通過したものの、内容には納得がいきませんでした。終始良いアタリを出せず、どこか噛み合わないまま試合を消化してしまったというのが本音です。
しかし、この苦しい予選のなかで見えてきたものがありました。
「高活性な魚であっても、速いスピードには追いきれない」
「アクションによる誘いよりも、姿勢変化による食わせが有効」
「カラーはグリーングローを筆頭としたグロー系に反応が集中している」
こうした断片的な情報を繋ぎ合わせ、2回戦・準決勝に向けて戦略を再構築しました。
続く2回戦以降、メインに据えたのはハイバースト1.6gと1.3g。戦略は「スローな巻き下げ」です。アタリに対しては決して強く掛けにいかず、可能な限りソフトな巻きアワセを徹底しました。
ここで真価を発揮してくれたのが、自身のプロデュースロッドである『DainsleiF ZONE RIDE 61L-RS』です。XBRAIDE D-PET 0.3号とのセッティングにより、シビアな状況下でも魚のバイトを弾くことなく、ほぼバラシなしでランディングへと持ち込むことができました。タックルへの信頼が、集中力をさらに研ぎ澄ませてくれました。
決勝の舞台は事務所前のワンド。入場順2番という好条件を活かし、一番奥の釣座を選択しました。前半はハイバースト1.6gを信じて通し、7匹というスコアで折り返します。
しかし、入場順が6番となった後半戦、状況は一変しました。事務所寄りの私の前ではスプーンでの反応が鈍り始めます。ここでスプーンを粘り過ぎず、プラグへ移行する決断を下しました。
頭に浮かんだのは、予選から温存していた切り札『クーガFFS』です。プラクティスから「プレッシャーでスレた放流魚」に絶大な効果を発揮していたため、この窮地を救うのはこれしかないと確信していました。
後半残り5分での投入。ヒット率は凄まじく、まさに「ハマった」状態でしたが、ここで課題も残りました。短時間での投入だったためラインを考慮したタックルチェンジが行えず、ヒットした魚の半分以上をバラしてしまいました。それでも「マリモスプラッシュ」で3匹をキャッチし、合計11匹で3位入賞という結果を手にすることができました。
クーガFFSは、ラインセッティング一つでその真価が大きく変わるクランクです。PEラインでレンジを探り、もし弾かれる感覚があればナイロンやフロロへ切り替える。時間があれば……という悔しさは残りますが、それこそがエリアフィッシングの奥深さであり、面白さでもあります。使い手次第で武器になるこのルアーを、ぜひ皆様も体感してみてください。
大会運営の皆様、ジョイバレー様、そして共に戦ったアングラーの皆様、ありがとうございました。
近年のトラキン予選ではヴァルケイン関連の地方予選やチームバトルを中心とした参戦でしたが、今回は約4年ぶりにエキスパート戦への切符を手にすることができました。あの緊張感あふれる舞台を、精一杯楽しんできたいと思います。
【タックルデータ】
タックル1(スプーン用)
• ロッド:DainsleiF ZONE RIDE 61L-RS
• ライン:XBRAIDE D-PET 0.3号
• スプーン:ハイバースト1.6g / 1.3g
• フック:AG8
タックル2(プラグ用)
• ロッド:DainsleiF 61IS-UL
• ライン:XBRAIDE PE Real dtex 0.3号
• プラグ:クーガFFS
• フック:ジャイロフック ライド7