Area Trout
迷子にならない、<br>初夏のルアーローテ。

Arcus Pond Utsunomiya, Tochigi

迷子にならない、
初夏のルアーローテ。

[ 日本 / 栃木県 / フィッシングパーク アルクスポンド宇都宮 ]

皆さん、こんにちは。

ValkeINフィールドアングラーの大森です。

今回は、アルクスポンド宇都宮からエリアトラウト釣行レポートをお届けします。

 

天気は晴れ。

朝の気温は18℃前後でしたが、この日の最高気温は31℃を超える真夏日となりました。

【地形】

ポジションは池の西側、ちょうど事務所入り口の目の前付近。

右側10m程度離れたところにインレットがあり、手前から沖に向かって水の流れができています。

【狙い】

連日の高気温に加え、当日も朝から昼にかけて急激に気温が上がる予報が出ていたため、ややテクニカルな状況になることは予想していました。

ただ、ルアーをチェンジしていく中で「夏=マイクロ」という固定概念に囚われると迷子になりやすいので、魚の反応から得られた情報のつなぎ方を意識していました。

【使用ルアー】

はじめに投げたのはAstral 2.4g。

カラーは、大人気クロマシャインカラーのCRM5 ローズです。

 

やる気のある魚に効率よくアピールしてくれるのがAstral 2.4gですが、この日はどのレンジを通しても反応はありませんでした。

Astralでアタリが出ていれば、HI BURST 1.6gやAstral 1.6gにつなげていきますが、ウォブリングが嫌われていると仮定して、Scheila 1.2gのブラックインセクターをチョイス。

フルキャストしてロッドを立てた状態で表層を巻いてくると、沖目でアタリは出ますが、なかなかキャッチできません。

 

通常であれば、より軽く、より小さく、HI BURST 0.8gなどのいわゆるマイクロスプーンを選択しがちです。しかし今回は、あえてIce Fake 1.6gの同色、ブラックインセクターに変更しました。

狙いは、ウエイトを上げることによって飛距離を出すことと、フッキングしやすくすること。

 

先ほどまでと同様にフルキャストして表層を巻いてくると、グーッと引き込まれるバイトが出ました。

本日の攻略のカギは、沖と表層にあるようでした。

【釣果】

悩まされたのは、この後の展開でした。

時間は10時を過ぎ、気温も25℃を超えてくると、徐々に魚のスピードもダウンしてきます。

いつもはマイクロスプーンに変えてスピードを合わせていきますが、当然飛距離も短くなるため、沖の表層が狙いにくくなります。

そこで選んだのは、ナノサイズクランクでも飛距離の出るKuGa nano S。

カラーは、6月発売予定のARAKAWA LIMITED COLOR、ARK2です。

 

着水後、ゆっくりと巻いてくると、ガツンとひったくるような気持ちの良いバイトが連発。

カラーをARK4へ変更しても、しっかりキャッチすることができました。

 

そして本日一番のヒットアイテムは、Schwan S nano。

 

Schwan S nanoはいわゆる浮上系ミノーですが、他のアイテムと比べて飛距離が出ます。

アクションはジャーキングやデジ巻きが定番ですが、この日はハンドル1回転のデジ巻きが合っていたようです。

「1回転 → 3秒停止 → 1回転 → 3秒停止」のサイクルで、特にパパオレコークラインやゆず羊羹がよく釣れました。

Schwan S nanoの特徴として、ハンドル1回転分潜らせた場合、元の位置まで浮上するのに大体3秒程度かかります。

この少し長い浮上時間が肝で、浮上している時間にバイトが出ることが多いので、私はこの3秒間の浮上を待てるか待てないかで釣果に差が出ると考えています。

【気づき・まとめ】

今回のカギは、沖の表層をどう攻められるかという展開になりました。

最初はスプーンやクランクの横の動きで魚の反応を探り、そこからSchwan S nanoの縦の動きへと変えていきました。

特に、Schwan S nanoのように沖を縦の動きで攻められるアイテムは、これからさらに暑くなっていく中で、大きな武器になると思います。

 

「夏=マイクロ」と決めつけるのではなく、その日の魚の反応を見ながら、飛距離、レンジ、動き方をつないでいくこと。

初夏のエリアトラウトでは、その組み立てが迷子にならないルアーローテーションにつながると感じました。

[ ITEM ]

RODS:DainsleiF 6’1L-H Black Vespine
REEL:18EXIST FC LT 2000S-P
LINE:Fluorocarbon 1.5lb
HARDBAITS:KuGa nano S / Schwan S nano

RODS:DainsleiF 6’1UL-H Black Vespine
REEL:18EXIST FC LT 2000S-P
LINE:ESTER 0.3
LEADER:Fluorocarbon 0.5
HARDBAITS:KuGa nano S / Schwan S nano

[ INFO ]

釣行日:2026/5月下旬
天候:晴れ
気温:31℃
釣り時間:5時間

[ ANGLER ]

大森 崇弘

Omori Takahiro