Klevoe Ozero, Omsk, Russia
気むずかし屋を、わずか3色で。
[ ロシア / オムスク / クリョーヴォエ・オゼロ ]
皆さん、こんにちは。
ValkeINフィールドアングラーの
ダリア・アルテメンコです。
オムスクでも、
秋のトラウトシーズンが始まりました。
ただ、今年の秋は
春よりも少し難しく感じています。
現在、この池には
平均100〜150gほどのトラウトが
約1,000匹放流されています。
魚たちはここまで
約1,200kmという長い距離を
移動してきましたが、
状態はおおむね良好です。
それでも今回の魚は、
私がこれまであまり経験したことのない
とても気むずかしいトラウトでした。
見た目の活性と、実際の反応
何もせず池を見ていると、
魚は水面で跳ねています。
数も多く、
とても活発に見えました。
でも、実際に釣ろうとすると
そう簡単ではありません。
水面ではこれだけ動いているのに、
なかなかルアーには反応しない。
まずは少しでも可能性のある場所を探し、
光と影ができている
池の角へ移動しました。
最初に確認したかったのは、
魚が反応するレンジです。
ハイバースト2.4gの
RLT16からスタート。
数投していく中で、
魚は水面から1m以内の
上のレンジにいると判断しました。
そこで次に、
ギガバースト2.8gの
RLT16を投入。
こちらも速めに巻くことで
良い反応が得られました。
ロッドは水面方向へ下げたり、
水面と平行に構えたりしながら使用。
ロッドの角度によって
スプーンが通る軌道も変わります。
今回はどちらの構え方でも
魚をキャッチすることができました。
水色と光から、色を絞る
最近の私は、
カラーと光の関係を意識して
釣りをすることが増えました。
この日の水色は、
濁りの入ったグリーンブラウン。
そこに太陽の光が入った時、
ルアーの色が魚にどう見えるのか。
私はこの条件なら、
明るく存在感のある色が必要だと考えました。
赤、オレンジ、黄、緑。
この日の水色とレンジを見ながら、
使うカラーを絞っていきます。
色だけではなく、シルエットも変える
何匹かキャッチしたあと、
魚の反応が少しずつ
弱くなってきました。
そこで今度は、
カラーだけではなく
スプーンそのものを変えてみます。
選んだのは、
アストラル3.2gのRLT9。
この日の魚には、
小さなスプーンよりも
ある程度大きなシルエットが
必要なのではないかと考えました。
魚はこのスプーンにも
素直に反応してくれました。
巻きは速め。
ロッドは水面方向へ下げ、
できるだけ同じ速度を保ちながら、
スプーンが同じレンジを
通り続けるように意識します。
ここで少し難しかったのが、
巻き速度とロッド操作を
同時に安定させることでした。
スプーンを浮かせすぎず、
沈めすぎない。
できるだけ同じラインを
通し続けることを意識しました。
反応が止まっても、小さくしない
次は同じアストラル3.2gのまま、
カラーをIZU-03 Red Glowへ変更。
すると、
わずか2投目で再びキャッチ。
この日の魚が反応するカラーには
ある程度の傾向があると考え、
その方向を軸に釣りを続けました。
しかし、しばらくすると
また魚の反応が止まります。
こんな時、普通なら
スプーンを軽くしていくことも
選択肢のひとつです。
でも私は今回、
逆にウエイトを上げることにしました。
カラーの方向は残したまま、
シルエットを、さらに大きくしたかったからです。
選んだのは、
ハイバースト3.6gのRLT16。
この日の魚には、
小さくしていくよりも
ある程度、存在感のあるシルエットを
見せる方が合っている。
そんな感触がありました。
最後まで残った条件
この日は釣り人も少なく、
魚は比較的よく動いていました。
大会では、
スタートに使うことの多い
お気に入りのカラーがあります。
今回は偶然にも、
そのカラーがよく効きました。
一方で、
ハードベイトには、ほとんど反応がありません。
いろいろなルアーや、動かし方を試しましたが、
最後まで反応したのはスプーンでした。
2時間の釣行を振り返ると、
この日の条件はかなりはっきりしていました。
魚がいたのは、
水面から1m以内。
小さなスプーンではなく、
ある程度大きなシルエット。
そして、
速いリトリーブ。
少しでも巻き速度を落とすと、
それまで反応していた魚が
すぐに反応しなくなりました。
水面では活発に見えていた
秋のトラウト。
けれど実際には、
反応する条件はとても限られていました。
色、シルエット、レンジ、巻き速度。
その日の魚が求めているものを
ひとつずつ確かめながら、
答えを絞っていく。
そんな2時間の釣行となりました。
- [ ITEM ]
ROD:Break Through Zero-Verge 6’3XXXGL / Break Through Zero-Verge 6’0 ISS-UL
REEL:Shimano Soare BB C2000PGSS / Shimano Ultegra 17 C2000S
LINE:Ester #0.35 / Ester 0.25
SPOONS:HI BURST 2.4g / Giga Burst 2.8g / ASTRAR 3.2g / HI BURST 3.6g- [ INFO ]
DATE:2026年9月10日
WEATHER:30℃
WIND:東 2m/s
WATER TEMP:20℃
WATER:濁り / グリーンブラウン
DEPTH:3〜3.5m
FISHING TIME:15:00〜17:00
BOTTOM:泥質
OTHER:岸際に藻が繁茂- [ ANGLER ]
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