Area Trout
釣り場スタッフが暴く<br>クリアポンド攻略のカギ

Arcuspond Yaizu,Shizuoka

釣り場スタッフが暴く
クリアポンド攻略のカギ

[ 日本 / 静岡県 / アルクスポンド焼津 ]

皆様、アングラーズログをご覧いただき、ありがとうございます。

こんにちは、アルクスポンド焼津の中野です。
今回は、日頃からアルクスポンド焼津に立つスタッフとして、冬のこの釣り場ならではの攻略についてお話ししたいと思います。

スタッフとして日々このフィールドに立つ中で、冬のアルクスポンド焼津には、はっきりとした傾向があると感じています。

今回は、そんな現場目線から「真冬のボトム攻略」をテーマに釣行しました。

釣行当日は無風のため、水面にはブラインドになる要素は全くなし。さらに晴天ということもあり、日差しが強く差し込む状況でした。

水色はこの時期特有の若干の白濁りを感じますが、この程度であればクリア寄りといったところ。クリアポンドのアルクスポンド焼津としてはプレッシャーがかかりやすく、決して簡単な状況とは言えません。

一方で、初心者の方にとっては、無風という条件はキャストやルアー操作に集中しやすく、非常に練習しやすい一日でもあります。

冬ということもあり、朝は冷え込みましたが、日中は風がない分、比較的暖かさも感じられました。

周囲のお客様の様子を見ていると、ロッドポジションは中段から下段。中層からボトム付近で、ポツポツと魚が釣れている印象です。

アルクスポンド焼津のボトム地形は、基本的に大きな起伏はありません。一直線にボトムを引けるため、集中力や忍耐力が求められるボトムの釣りも、ノンストレスで展開できます。そのため、ボトム攻略に定評のある釣り場でもあります。

サーチの第一手

魚はポンド全体に散っており、向いている方向も定まりません。
まずは、自分の釣りに魚を振り向かせるためのサーチが必要だと感じました。

そこで最初に選んだのが、シャインライドです。

カラーは視認性を重視しつつ、サーチとしてのシンプルさも意識。シンプルかつ強いアピールを兼ね備えたカラーとして選択しました。

シャインライド[M258 スルーパステル]

シャインライドはボトム用のリップレスミノーで、ずる引き、シェイク、デジ巻き、ボトムバンプなど、多彩なアプローチが可能です。特に、ボトムからピョコッと突き出るテールの動きが、魚に強くアピールします。

まずはボトムバンプを主体に、上段寄りのロッドポジションからゆっくりと引き、ラインスラッグを回収する動作を繰り返します。テンポよく、ボトムからやや上のレンジを意識して探っていきました。

数投後、ラインスラッグ回収時に違和感。

ボトムバンプやデジ巻きでは、ドラグが噛む前に魚からの反応が出ることがあります。ラインをよく見ながら釣りができていると、その反応はより明確になります。

 

次の瞬間、

「ギリリリリリリ」

ドラグが一気に滑り出すこの感触こそ、ボトムで魚が口を使った“答え”だと感じました。

ボトムに集まる魚への対応

最初の一本をきっかけに、次は派手目のカラー「粒々ハロウィーン」を投入。

バイトが連発し、魚がボトム付近に集まってきたため、アクションをボトムバンプからシェイキングへ切り替えました。

ラインスラッグを使ったシェイキングは移動距離を抑えられ、魚に長い時間アプローチできる点が有効です。

シャインライド[M254 粒々ハロウィーン]

食わせのローテーション

続いて使用したのは、ライオームナノ。

ハンドル1回転からのステイ、またはただ巻きが効果的でした。

カラーはレッドグロー系の「スターゲイズ」。

ぼんやりとした発光が魚を引き寄せ、安定した反応を得られました。

ライオームナノ[C255 スターゲイズ]

最後は、食わせ系カラー「泥粘土」。

グローなどのギミックがない分、魚に飽きられにくく、釣果が長続きしやすい印象で、ボトム攻略では欠かせないカラーのひとつです。

ライオームナノ[M259 泥粘土]

アルクスポンド焼津の冬は、レンジが下がりやすく、ボトムを起点とした展開が中心になります。

ここまで読んでいただければ、この釣り場でボトム戦略がいかに有効か、お分かりいただけたのではないでしょうか。

暖かい時期には表層パターンが加速するなど、季節によって攻略は大きく変わります。だからこそ、季節ごとの傾向を理解することが重要です。

 

今回ご紹介したルアーや釣り方は、私自身が実釣を通して「再現性が高い」と感じた、冬のアルクスポンド焼津における有効な攻略パターンです。

分からないことがあれば、ぜひお声がけください。
それでは、釣り場でお会いしましょう。

[ ITEM ]

Rod:DainsleiF 6’1 ML Rev-S
Reel:23エアリティ ST LT 2000S-P
Line:Ester 0.35号
Leader:Fluoro 0.6号
Hardbaits:Shine Ride

Rod:DainsleiF 6’1L Rev-A
Reel:18 Exist LT2000S-P
Line:Ester 0.3号
Leader:Fluoro 0.5号
Hardbaits:Li-worm nano

[ INFO ]

季節/天候: 1月中旬/晴天
気温:6~12°C
釣り時間:約5時間
釣り場/アルクスポンド焼津

Angler/Pond Staff 中野雄翔