Sistoriccio Lake, Campania Region
冬のシストリッチョ湖
最終戦
[ イタリア/カンパニア州/シストリッチョ湖 ]
こんにちは。ヴァルケイン・イタリアスタッフのパスクワーレ・イスカーロです。
今回は、毎年開催されシーズンを締めくくる重要な大会でもある、2025年最後のトーナメント「パネットーネカップ」に出場しました。
当日の天候は、早朝こそ濃い霧に包まれていましたが、午前9時頃には霧も晴れ、幸いにも美しい日差しが差し込み、周囲の空気を温めてくれました。
体感温度は朝のうちは0℃前後、もしくはそれ以下で、マテーゼ山には多くの雪が残っている状況でした。幸い、風がなかったのは救いでした。
シストリッチョ湖
会場となったシストリッチョ湖は非常によく整備された施設で、3つの湖を備えています。トーナメントが行われた湖は、水質が比較的クリアで、給水している小川の流れの影響を受け、ややヴェールがかった印象でした。
水温はおよそ10℃。湖はコンクリートの護岸で造られており、水の流入口は中央に1か所のみ。そのため、左から右へと均一な流れが生まれ、これが魚の行動に大きく影響していました。最大水深は約2メートルです。
この時期のセオリーとしては、小型クランクやボトム系ルアーが有効で、魚はほとんどの場合、ボトム付近、もしくはその少し上のレンジに定位しています。そのため、私は大会を通して、そのレンジに的を絞ったルアーを使い続ける判断をしました。
選んだルアーは、Haze Nano SS、Li Worm Nano、Shine Ride、
そして HI BURST 1.3g。
大会中盤、放流されたフレッシュな魚が徐々に抜けていくにつれ、私は主に Haze Nano SS を中心に、非常にシビアなカラーローテーションを意識して釣りを組み立てました。
カラーによって反応に大きな差が出る場面もあり、魚はボトムから中層にかけて反応。バイトは水深約1.2メートル前後で集中しました。
ロッドを高く構え、Haze Nano SS をゆっくりと引いてくる(ハンドル1回転につき約4秒)ことで、安定してバイトを得ることができました。
一方で、エリアによってはこのパターンが通用しない場面もあり、その際は Li Worm や Shine Ride といったボトム系ルアーに切り替え、こちらでも良い結果を出すことができました。
ファイナルバトルでは、多くの選手がリスクを避け、安定感のあるハードベイトを選択していました。
しかし私は、勝つためにあえてリスクを取る決断をします。
湖の角に位置し、流れが外へ抜けるエリアには魚が強く溜まっていると判断し、そこで積極的に数を伸ばす戦略を取りました。
実際には、ファイナルでそのポイントに入れたのは最終ローテーションのみで、すでに多くの選手が通過した後。
魚は相当スレていると予想していました。それでも自分の直感を信じ、HI BURST 1.3 で4匹をキャッチし、逆転で優勝することができました。
今日の教訓は、「時には安全な釣りから一歩踏み出し、自分の直感を信じてリスクを取ること」。それが、トーナメントで勝つために必要な場面もあるということです。
私にとって、この勝利は2025年を締めくくる最高の形となりました。
今年は仕事面でもプライベートでも非常に忙しい一年でしたが、ヴァルケインのルアーは、私にとって釣りに対する考え方そのものを変えてくれました。
ぜひ皆さんにも、ヴァルケイン製品で釣りを楽しんでいただけたら嬉しいです。
- [ ITEM ]
RODS:DainsleiF 61 IS-SSL Impact Solid
REEL:2000s
LINE:エステル 0.4号
LEADER:フロロカーボン 2lb
SPOONS:HI BURST 1.3g
HARDBAITS:Haze Nano SS/Shine Ride Nano/Li Worm Nano- [ INFO ]
アリーフェ・シストリッチョ湖
https://maps.app.goo.gl/483dfLHWhxENsjx66