Area Trout
最終予選突破を目指して<br>日本を見据えた一日

Parco della Sciola,Umbria,Itaria

最終予選突破を目指して
日本を見据えた一日

[ イタリア/ウンブロ州/シオラ パーク ]

こんにちは。ValkeINイタリア プロアングラーのパスクアーレ・イスカロです。

ValkeIN Cup Italy第一次予選ラウンド 1。
当日の朝は、冬の早朝らしい濃い霧に包まれてスタートしました。

時間の経過とともに徐々に太陽が顔を出し、視界は改善。コンディションも安定していきました。
早朝の気温は氷点下となり、体感温度はおよそ−2℃。
この低水温環境はトラウトの活性にも大きく影響し、非常に繊細で正確なアプローチが求められました。

風はほとんどなく、水質は比較的クリア。場所によってはボトムがはっきりと見えるエリアもあり、魚の動きを読み取るには良好な状況でした。

競技会場は、イタリア中部・ウンブリア州に位置するParco della Sciola。

長年にわたり数多くの大会が開催されてきた釣場で、アングラーの対応力が試される非常に懐の深いフィールドです。

今回の予選は、全国決勝への公式なスタートであると同時に、同じ情熱を持つアングラー同士が技術を競い合う貴重な機会でもありました。

私自身にとっても特別な一日で、初めて立つフィールドで冬特有の状況を読み解き、なおかつ目標を達成できたことは、非常に前向きで学びの多い経験となりました。

湖の平均水深は約2.5m。ボトムは主に土質で、一部に硬い岩盤エリアが点在しています。

水深・地形の変化に富んでおり、さまざまな釣法に対応できるフィールドですが、冬季は特にスローな展開が重要となり、ボトムやミドルレンジを中心としたアプローチが主流になります。

この時期は、クランクベイトやシャインライドライオームヴァルキャノンといったボトム系ハードベイトの出番が多くなります。

この日の最大の目標は、ValkeIN Cup Italy 決勝進出を決めること。同時に、私にとって常に大切なのは…

・経験の共有
・他のアングラーとの意見交換
・情熱を伝えられる、質の高い大会づくり

参加者の反応は非常にポジティブで、熱心に取り組む姿や満足そうな表情を見ることができたのも、印象的なハイライトでした。

予選の使用ルアーと釣果パターン

■ 序盤
スタートはブラックブラスト2.2g から。放流直後の魚は高い攻撃性を見せ、鋭いバイトが続きました。
しかし時間が経つにつれ、速すぎるリトリーブではミスバイトが増えることが判明。
そこで、スローでも高いアピール力を維持できるブラックブラスト2.2gを活かし、反応の鈍い魚にも口を使わせる展開に切り替えました。

■ 中盤
ラウンドが進むにつれ、1.6g〜1.8g の軽量スプーンへ移行。
ハイバースト1.6g、ブラックブラスト1.8gが中心となり、カラーは No.80 おいしい桃、No.27 シャインライムゴールドが特に効果的でした。

■ ボトム攻略への移行
魚は全レンジに散っていましたが、実際に捕食に入っている個体はボトム付近 に集中していることに気付きました。
そこで、スローでコントロールされたボトムアプローチへシフト。使用したのは…ヴァルキャノン1.8g C206 メタルトリュフグロー、シャインライド ナノ C070 クロキンオレンジベリー、ヴァルキャノンでは ボトムシェイクが非常に有効で、低活性の魚にもスイッチを入れることができました。
シャインライド ナノではデジ巻きが効果的で、安定した釣果につながりました。このローテーションにより、安定して勝ち上がり、準決勝へ進出。

準決勝は予選とは異なるエリアで行われ、より活性の高い魚が多い印象を受けました。

ブラックブラスト1.8g No.27 シャインライムゴールドでスタートし、すぐに2本キャッチ。しかし、その後急激に反応が低下。

シャインライド ナノへの切り替えも効果が薄く、対戦相手は ヴァルキャノン1.8g の強めシェイクで優位に展開。状況打開のため、ヘイズナノ SSを投入し、数匹魚をキャッチしましたが…惜しくも時間切れ。

結果は セクション2位。準決勝敗退となりましたが、最終予選進出を決めました。

結果以上に内容はとても有意義

初めての釣場にも関わらず、短時間でフィールドを把握し、大きなミスを抑えながら目標である決勝進出を達成。決勝戦を観戦し、使用ルアーや戦略を注意深く観察。

注目したルアーはヴァルキャノンヘイズナノ SS M179 クリアヴィンテージイエローコークライン、クーガ ナノ S C064 クリア※優勝ルアー

勝者の皆さんに、心から祝福を送ります。

大会は無事成功し、参加者の熱量も高く、アングラマニア イタリアによる軽食提供も、和やかな雰囲気づくりに大きく貢献していました。

そして何より、このような大会を継続的に支えてくれる ValkeIN への感謝を忘れてはいけません。技術面・運営面ともにレベルの高いイベントが実現しています。

今後は、イタリア各地で行われる残り3回の予選、そして 5月に予定されている全国決勝へと続いていきます。

ValkeIN製品の性能とクオリティが評価され、参加アングラーが年々増えていることを非常に嬉しく思います。

競技の現場で再びお会いできることを楽しみに、これからも同じ情熱を共有しながら、イタリア、そしてヨーロッパにおけるValkeINの成長を支えていきたいと思います。

[ ITEM ]

Rod:DainsleiF 6’2 L-F Wilde Sense
Reel:2000S-P
Line:Fluoro 1.5 LB
Spoons:BB 1.8/HB 1.8-1.6
Hardbait:Haze Nano SS

Rod:DainsleiF 6’1 L-RS Zone Ride
Reel:2000S-P
Line:Ester 0.35
Leader:Fluoride 2.lb
Spoons:BB 2.2/BB 1.8
Hardbait:Haze Nano SS

Rod:DainsleiF 6’1 IS-SSL Impact Solid
Reel:2000S-P
Line:Ester 0.35
Leader:Fluoride 2.lb
Hardbait:Shine ride Nano/Valcyanom 1.8

[ INFO ]

ValkeIN Cup Italy 第一次予選ラウンド 1
開催日 2025年12月14日

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