Native Trout
- 2025僕の北の大地 -<br>サードステージ

Lake Kussharo and River Eastern,Hokkaido

- 2025僕の北の大地 -
サードステージ

[ 日本/北海道/屈斜路湖,道東湿原河川 ]

僕は毎年2回は絶対に北海道に行く。

通年のファーストステージは6月、そしてセカンドステージは11月。

ですが、今年のセカンドステージはヴァルケインチームと旅した8月。

 

なので今年の11月はサードステージとなり、色々な撮影を織り交ぜた8日間という長い旅だった。

屈斜路湖 → 道東湿原河川 → 海。コレを2セットとザックリとした工程はこんな感じ。

 

そんな中、仲間達と釣りを楽しむ時間ももちろんあったので、どうせならあのルアー達の力を存分に感じてもらうことにした。

 

屈斜路湖ヒメマスでのシャインライド。

道東湿原河川アメマスでのハイドラム100s。

 

 

僕の中で屈斜路湖のヒメマスはたくさん釣る釣りでは無い。 

綺麗で真っ赤なヒメマスのオスが釣れてくれたら、あとは湖を眺めてゆったりとした時間を過ごせたらそれでOK。

 

 

 

そして、なぜかシャインライドはそんな真っ赤なオスのヒメマスを連れて来てくれる力が秘められていると思っている。

今年もそんな不思議な力を借りて、皆、素晴らしい魚体と出会うことが出来た。 

そして、僕は新作のラグマでも良い時間を過ごせた。

 それにしても屈斜路湖のヒメマスは本当に美しい。

 

来年もこの魚に出会えるように、数匹と遊ばせてもらって屈斜路湖を後にした。

 

そして向かうは今回のメインフィールド。

道東・別海町に流れる湿原河川。

 

僕が道東の河川で絶大な信頼をおいているプラグ、それがハイドラム100s。

こいつの力をぜひ味わってもらいたい。

 

冗談抜きでこのルアー、ダウンストリームの湿原河川釣りでコレに勝るルアーはないと思っている。

これはほんの一部の釣果だが、本当に凄い。

 

道東に行く際は是非とも数本持って行って欲しい。

そして今現在の極寒道東でもハイドラム100sのパワーは健在で、「道東の師」中山さんからも最高の評価をいただいてます。

 

 

「こんばんは♪

お疲れ様でございます。

毎度お世話になります。

プレゼントして頂いたルアーでアメマス30cm~70cmを結構釣りましたよ。

凄く釣れるルアーで驚いています。

素晴らしいルアーです。

写真は今日釣れた60cm前後のアメマスの写真です。

崖でヒットしたので、抜きあげて写真を撮って直ぐにリリースしました。

元気に泳いで行きました。

そして、今日は石井君と別寒辺牛川に今年最後の川釣りに行って来ました。

2人とも50~70cmのアメマスを10本前後釣りました。

このルアーは凄く釣れます。

本当に驚きです!」

ハイドラム100sは別に僕が作ったルアーでも無いのに、不思議となんだか凄く嬉しいです。

何しろ、このルアーの力が沢山のアングラーの皆さんに伝わればと思っています。

そして、もうすぐ発売となる新作シャインライド70でもバッチリ魚を獲ることも出来ました。

このルアーもまた相当な戦闘力を秘めています。

発売が楽しみです。

 

そして話は変わります。

今回の旅はダーインスレイブオンディーヌ705Mの大活躍もありました。

皆さんはアメマスの世界記録をご存知ですか?

 

公式・非公式、色々入り乱れた情報ですが、ロシアで釣られた90cmというのが今検索して出てくる最大サイズのようです。

 

ですが今回の旅で現れたアメマスは、その90cmよりも大きい魚でした。 

道東湿原河川 アメマス 94cm。

 道東湿原河川 アメマス 94cm。

何を隠そう、この魚を釣り上げたロッドこそ「ダーインスレイブオンディーヌ705M」でした。

この魚、ネットインの際にフックが全て脱落するという、まさに奇跡的なランディング。

ロッドの柔軟性があったからこそ獲れた1匹。

本当に凄い時間に立ち会えたなぁと心から思います。

立川守 アメマス 94cm “DainsleiF Ondine7’05Mにて”

 

僕の魚釣りは釣果よりも、仲間達と楽しい時間を共有できるか否かが重要。

今回のサードステージは、本当に良い旅でした。

 

これからも素敵な道具達と共に、仲間と大いに楽しめる旅をしていきたいなぁと思います。 

[ ANGLER ]

齋藤 竜也

Saito Ryuya