Area Trout
ブラックブラスト<br>新たなウエイトをたずさえテスト釣行へ。

Fishing Club Joy Valley,Chiba

ブラックブラスト
新たなウエイトをたずさえテスト釣行へ。

[ 日本 / 千葉県 / フィッシングクラブ ジョイバレー ]

今回は千葉県芝山町にあるフィッシングクラブジョイバレーに釣行。

目的はNEWアイテム”ブラックブラストの新ウエイト”最終確認テスト。

 

アイテムは基本私、菊地がメインプロデューサーとして開発をしていますが、スプーンやロッドに限ってはプロアングラーモデルが存在します。

 

プロアングラーモデルはそれぞれのアングラーの考えを元に進めるので、基本的に私の考えは入りません。彼らの感性のままに、意見を聞いてそれに沿って私が形を作り出していきます。

ヴァルケイン史上初の”究極のウォブリング”を代名詞にブラックブラストシリーズで1.8gと2.2gをリリースしていますが、監修者である赤羽根悟が次なる一手として開発に着手したのは1.3g。

 

個人的にハイウエイトスプーンはアクションを明確にしやすいので、修正も比較的導き出しやすいのですが、これがマイクロ化となると話は別。

 

小さくなった分サイズアピールも、振り幅もサイズなりになるので非常に難しい開発になります。

目で見えているアクションだけではなく、リトリーブフィーリングも含めて繊細なジャッジを必要とされます。

 

 

赤羽根が各地でテストをして、納得のいくアクションになっていてもユーザーの皆様にご満足いただけなければ意味がありません。

その最終テストとして弊社の中で、最後に私のジャッジが入ります。

 

最終確認の場所として選んだのは千葉県のフィッシングクラブジョイバレー。

弊社から最寄りの釣り場ということもあり、数々のルアーのテストの場としてお邪魔している釣り場です。

 

今回の釣行の時期は11月中旬。秋と冬の境目で魚の行動パターンが入り混じる季節。

当日も表層付近にトラウトがステイしているのが目視で確認できる状況。

色々なパターンを想像しながらの釣行開始となりました。

まず、スタートは当日の状況確認のためにいつも通りの釣りをします。

スタートはブラックブラスト2.2g。

表層付近でウォブリングアクションにマッチした反転するいいバイトからのスタート。

数匹をキャッチした後にハイバースト1.6gにチェンジ。

これも連続キャッチ。

表層付近の魚達は比較的高活性な魚が多い雰囲気。

その中で1.3g前後で比較対象となるアイテムを織り交ぜながら

ブラックブラスト1.3gのテストを開始。

 

対象としたのは

“マルチアクションのハイバースト1.3g”

“ミッドウォブリングのシャイラ1.2g”

この2アイテムと交互に使っていきます。

ジョイバレーさんは、千葉県でも20年以上続く老舗の管理釣り場で、私の中では季節ごとのパターンが明確な釣り場。

当日は表層付近にステイしているどちらかというと秋のパターン。

その中でブラックブラスト1.3gがどうトラウトにアピールしてキャッチに繋げられるかが重要。

 

ブラックブラストがこの2アイテムと比較された場合に求められることは、ハイウエイトの1.8gと2.2gと同様に、他のアイテムと違いが出ているか?

それを確認するために細かいローテーションで探っていきます。

このサイズでもウォブリングアクション特有の”しっかりと水を噛んでいるアクション”をしているか?

バイトも反転するようなバイトを誘発できているか?

 

などなど…

私のジャッジ項目を順々に試していきます。

 

結果は…

ただ1.3gというウエイトで釣れているのではなく、明確な違いを感じられる”ブラックブラスト1.3g”としてしっかり完成していました。

軽量級の中にまた、新たなアプローチが増えたことが実感できるアイテムです。

その後は当日のジョイバレーさんの表層攻略を堪能。

ブラックブラスト1.3gに混ぜながら当日のカラーも絞り出した結果、ハイバースト1.3g、シャノン1.1gのサイトブルーが好反応。

 

クーガもHFのライトブラウン系カラーでレンジ的に合わせていくとピッタリで満足のいく釣行となりました。

 

ブラクッブラスト1.3gまもなくリリースとなりますのでお待ちください。

[ ITEM ]

RODS: Prototype 6’1ML

REEL: 2000

LINE: Nylon 3 lb

SPOONS: Black Blast/HI BURST/Scheila/Shynon

HARDBAITS: KuGa HF

[ ANGLER ]

菊地 栄一

Kikuchi Eiichi