第11回ヴァルケインスーパーカップ決勝大会 優勝へのプロセス
第11回ヴァルケインスーパーカップ決勝大会優勝のヴァルケインフィールドアングラー青木宏真氏より当日のレポートが入っておりますのでご案内します。
■1回戦・2回戦
放流魚を確実に獲ることを最優先に戦略を構築。
ハイバースト2.4g(自塗りオレキン)を軸に、ボトムからの巻き上げと表層を状況に応じて使い分けて展開し、安定して勝ち上がり。
タックル
ロッド:DainsleiF 6’1GL Rev-F
ライン:エステル0.5号+ナイロン3.5lb(ロングリーダー)
■3回戦
ハイバースト1.4gを遠投し、表層攻略へシフト。
この頃から風が強まり始めたため、風の影響を抑える目的でラインをエステル0.3号へ変更。
ルアーも「水噛みの良さ」と「流されにくさ」を重視し、ハイバースト1.4gの金系カラーを選択。これがハマり3連発。
タックル
ロッド:DainsleiF WILD SENSE 6’2L-F
ライン:エステル0.3号+フロロ3lb(ショートリーダー)
■準決勝
完全に表層の魚にフォーカス。
シャイラ1.2g(安島カラーAJM1)とシャイラナノ0.5g(金単色)をローテーションし、エステル0.3号セッティングで対応。
タックル
ロッド:DainsleiF WILD SENSE 6’2L-F
ライン:エステル0.3号+フロロ3lb(ショートリーダー)
■決勝
スタートルアーは
・ハイバースト2.4g
・アストラル2.4g
・ハイバースト1.8g
・ブラックブラスト1.8g
実績の高いこれらで悩むも、イメージと合致せず。
「表層をやや速めに引けて、適度な重量と絶妙な振り幅」を条件に再考し、ギガバースト2.0g(安島カラーAJM1)を選択。
これが的中し、表層で2本キャッチ。
その後アストラル2.4gで1本追加し、以降はシャイラ1.2g(AJM1)でローテーション。
タックル①
ロッド:DainsleiF 6’1GL Rev-F
ライン:エステル0.4号+フロロ4lb(ショートリーダー)
タックル②
ロッド:DainsleiF WILD SENSE 6’2L-F
ライン:エステル0.3号+フロロ3lb(ショートリーダー)
今回の試合は、これまで使い込んできたヴァルケインスプーンそれぞれの特性――レンジキープ力、水噛み、立ち上がりの速さ、引き抵抗、波動の強弱といった要素を自分なりに明確にイメージできていたことが大きかったと感じています。
その上で、放流直後の高活性な魚、時間経過によるシフトダウン、さらに風の強弱によるラインテンションやルアー挙動の変化など、刻々と変わる状況に対して
「今どのレンジを、どのスピードで、どのアクションで通すべきか」を都度組み立て直しそれに合致するウェイトやモデルへ細かくアジャストしていくことができました。
決勝では、単に実績のあるルアーを投げるのではなくその時の魚の反応と自分の中の操作イメージとの差をしっかりと擦り合わせ、「今必要な振り幅・スピード感」を満たすギガバースト2.0gに辿り着けたことがキーになりました。
こうした一つ一つの判断を感覚だけに頼らず、スプーンの特性と状況を結び付けて再現性のある形で組み立てられたことが、最終的な結果に繋がったと感じています。
さらには今大会で大活躍してくれた自身プロデュースのDainsleiF WILd SENSE 6’2L-F。
このロッドの存在も非常に大きく、完璧なアプローチを演出することができました。
最後にご参加の皆様、そして関係各位の皆様本当にありがとうございました。