【新製品開発レポート】6月発売DainsleiF Zone Ride 6'1L RS
6月はDainsleiFの新作ラッシュ。
WILD SENSE6'2L-FのほかにZone Ride6’1L-RSもリリース!ということでZone Ride開発者、ヴァルケインスーパーバイザー花井英明氏の開発レポートをご案内させていただきます。
ぜひご覧ください!!

軽めルアーでの接近戦、クリアウォーター、繊細なアプローチ。
“いわゆる手強い魚たちを相手にした釣り”
これ、まさに自分が好きな釣り方なんですけど、ここで出てくる問題が必然的に増えるショートバイト。
バイト時にフックが口の中に入ったのを確認して合わせてもスッポ抜ける。
魚が口を開けた時に間髪入れず掛けにいっても2〜3割しか捕れない。
ロッドやラインにアタリが出てからアワセにいっても既に魚はルアーを離している。
こんな数々のショートバイトを体感し、これらを結果的にキャッチに持ち込むために導き出した自分なりの結論が・・・
魚に寄り添い、限りなくソフトに乗せる。
この結論に対して自分がロッドに求めたものは
魚がルアーを咥えた瞬間にしなやかティップがフックを口に当てがい、弾かせず荷重に追従してティップ、べリーへとスムーズに曲がりが移りゆき、バットに荷重が乗った時点で乗せアワセが出来るロッド。
乗せ合わせとはバイトがあっても巻き続ける巻きアワセや、優しくロッドでフックを押し込むようなスイープにアワセるイメージです。
魚は自重があるほど乗せ易いので一般的なレギュラーサイズ〜やや小振りなサイズのトラウトでもしっかり検証を繰り返しました。
このロッドを作る上で苦労した点はプレッシャーがかかった時やショートバイトを対象としてテストしないと意味が無い。
だけどプレッシャーがかかるとバイトが少ない。なのでテストにめちゃくちゃ時間が必要だった事ですね💦
というわけでトライ&エラーを繰り返しついに完成したZone Ride6’1L-RS。

名前の由来はアスリートが良い結果を出す時のいわゆるゾーンに入った状態のように“乗せのゾーン”に入るイメージ!!
6月発売となりますのでぜひこの仕上がりをご体感いただければと思います。
よろしくお願い致します。