求めていた『激しすぎず、弱すぎない』心地よいバイトへの道のり ジョイバレー釣行:後編!!

皆さん、こんにちわ。プロスタッフ荒川です。

前回のマイクロスプーンによるジョイバレーさん攻略に引き続き

後編となる今回は夏場でも忘れてはいけないボトム攻略!!

その前にお知らせです。

フィッシングクラブジョイバレーさんは6月9日(金)からご都合により休業中となっているようですので再開情報などは↓ジョイバレーさんホームページでご確認ください。

http://www.joyvalley.co.jp

 

夏季は表層に浮いているトラウトも増え

エキサイティングな表層攻略が楽しい季節でもありますが

ポンドの全てのトラウトが表層に浮くかというと・・・

答えはNo!!

水温やそれに伴う酸素量、太陽光、気圧、人為的プレッシャーetc・・・など

夏場でもトラウトにとって深場が居心地が良いことが多々あります。

 

人間界でも夏場はレジャーシーズン!ってことで開放的に外に出たい時もあれば=表層

家でまったり涼みたい時もある=深場

↑そんなイメージでしょうか💦・・・

いずれにせよポンドの中には

魚たちそれぞれの個性

が存在するのでいろいろなアプローチを試しましょう!

 

【ファーストキャッチの感触からボトム好反応の仮説→そして確信に!!】

さぁ、ではボトム攻略実釣!!

ということで、

先発はシャインライド M199パパオレコークライン!!

トーナメントシーンでも多数の実績を誇り、抜群の安定感と人気を誇るシャインライド。

カテゴリー的にはボトムミノーになります。

有効となる状況、アプローチの汎用性が高く

スピード感も早めのサーチからネチネチじっくりまでこなしてくれる頼れる存在!!

実釣に入る前のワンポイントとしてシャインライドに限らず、

ボトムアプローチする際にルアーアクションで意識する点としてその時の状況に求められるのが

『跳ね上げアクション』なのか、

『前進移動アクション』なのか・・・

要は上方向の動きに反応が良いかor下方向に反応が良いかです!

これによりタックルセッティングやアイテムのチョイス、動かし方に違いが出てくるのですが

いずれにせよまずは状況サーチが必要になります!!

Break Through Zero Armor 6’0ISS LTDにエステルライン0.4号セッティングで実釣開始。

ティップを30センチ程煽り糸フケ分巻き取りを繰り返すスタンダードなボトムバンプによる左右へのステップダートで誘っていきます。

ルアーアクションは上方向にも進行方向にも元気にアクションしており、

このアクションでバイトしてくれる魚であれば活性が高く

さらに・・・

同じアプローチで反応が続くのであればボトムに高活性魚が

多いという判断に繋げていけるのですが

早速・・・!!!
『ガツンッ』とロッドを強烈に引き込まれるほどの強いバイト!!

この瞬間に浮かんだ心の声は以下の2点。

・やっっぱりボトムにも元気な魚居たっ!
・このバイトの出かたはもしや、ムフフフ・・・

アタックしてくれたのは表層で釣れていた魚よりも一回り大きい非常にコンディションの良いレインボー!!

特にプラグを使用している時に感じることが多いのですが、ルアーチェンジ後のファーストヒットが『ガツン』という大きく手元に伝わるバイトとともにヒットした魚がレギュラーサイズをよりも一回り大きかったり、とても元気がある魚だとそのルアー、そのアプローチがその日非常に有効なシチュエーションであることが多いです。

このヒットがまさに↑これだったので!!

もしかしてボトムに元気な魚がいっぱいか??

という仮説が立ちますがその後もコンスタントなヒットが続き

仮説が確信に変わります!!

 

【今日は前進移動が有効なのか??シャインライドからライオームへのローテで見極めるアプローチ!】

シャインライドのダートアクションにガンガン反応してくれているもののアプローチとして自分の中で

バッチリアジャスト!!

までは到達していない感触。

それはなぜかというとバイト数に対してフッキングに持ち込めるトラウトが少ないという点。

↑・・・大会等でメンタル的に追い込まれている時に無用に力が入り本来であればキャッチできるバイトを獲り損ねてしまうこともありますが今回はそれとは違います💦

シャインライドのまま、動かし方を変えて反応の変化を確認する方法もありますがボトムアプローチが有効ということは分かったのでシルエットとアクションをガラリと変えライオームにチェンジし反応をチェックすることにします!!

上記の通り、左右にダートしながら誘うシャインライドに対しライオームは直線的アクション。直線的軌道のメリットはというと・・・

ミスバイト軽減!!

ボトムに元気な魚が多い為、アプローチを大きく変えてもレンジさえ外さなければアタックしてくれるだろうという予想を抱きライオームを投入!!

ボトムからおおよそ5センチ程度跳ね上げるイメージで操作!

すると・・・

答えはすぐに!!

ライオーム M172フライングアーミーでロッド操作時にカウンターでグンッと抑え込むナイスバイト!!

ライオームはシルエットによるアピール力が高い為、細かく微振動してるくらいのイメージでのシェイキングもしっかりと魚を引き付けてくれ1キャスト内にバンプ・バンプ・バンプ・シェイキング♪といった複合アクションも効果的!

このライオームシェイキングは冬季の朝など冷え込みにより魚の動きがスローでシャインライドが効かない状況でも爆発的に効くことがありますが夏季でも有効!

というようにライオームへのルアーチェンジで早速ヒット!!

ライオームによる様々なアプローチで反応をチェックすると

ロッドによるボトムバンプよりもデジマキの方が圧倒的に反応が良いことが判明!!

つまり跳ね上げアクションでは無く、前進移動アクションが効いている判断!

 

【この感触を求めてた『激しすぎず、弱すぎない』心地よいバイト!】

僕の感覚でリミットレスエリアシリーズの中で最もデジマキによる使用頻度が多いアイテム

それは・・・

ライオームナノ

 

M034マットナイトオリーブのデジマキアプローチで

グッと抑え込む激しすぎず、弱すぎない心地よいバイトからの早速のレギュラーサイズ!!

これですっ!これっ!

ひとつアプローチの正解にたどり着いた時のフッキング率も良く、バラシも少ない心地よいバイト!!

プリプリッとしたレスポンス良いバイブレーションとフワフワと漂うようにナチュラルに誘うことが出来るライオームナノはデジマキとの相性が本当に良いです!!

ジョイバレーさんのような中・小規模なポンドから東山湖フィッシングエリアさんのような大規模ポンドまで様々な規模のポンドで活躍します!

さらにスローなデジマキはミスバイトも少なく、明確に手元に伝わるアタリが多いのもこのアプローチの魅力♪

というわけで今回のジョイバレーさんは表層のマイクロスプーンからプラグによるボトム攻略まで様々なアプローチを満喫させていただきました!

次回はフィッシングフィールド中津川さんへの釣行の様子をご案内致します。

ぜひ宜しくお願い致します!!