フィッシングフィールド中津川さんで実践!正解に近づくルアーローテ、カラーチョイス、そして常にトライ!

皆さん、こんにちわ。

プロスタッフ荒川です。

これからの時期に外せないサーフェイス系プラグの使い分けについて、先日のフィッシングフィールド中津川さんにお邪魔した際にどのようにルアーを絞り込んでいったのかという点をご紹介をさせていただきたいと思います。

【各アイテムの特性を活かしたルアー選定】

春夏秋冬問わず、水中のトラウトが泳いでいる姿が目視で確認できれば、まずはその付近の水深が狙いどころの目安になりますが全体的にレンジが上昇傾向になる夏季はトラウトが泳いでいる姿が確認しやすくなるのでよりアプローチの的が絞りやすくなります。

中津川さんと言えばクリアポンド=サイトフィッシングを予想してましたが到着後ポンドの状況を確認すると、ダムの放水による影響ということでこの日の水質は濁りが入っている様子。

表層に浮いているトラウトの反応は目視で確認しながら、沈んでいるトラウトは手元に伝わる情報を頼りにサイトとブラインドの釣りを融合しながらアプローチを組み立てて行きます。

今回の中津川さん釣行時のように水面直下から表層にトラウトが多くいる場合のアプローチ例をご紹介させていただきますと

まずは・・・

『クーガFでトラウトと同じ目線にルアーを通し反応をチェック』

反応が良い場合:『クーガWWにローテ。アピールを上げ、より広範囲の魚に見てもらえるように』

反応が良くない場合or反応が悪くなってきた場合:

ルアーチェンジ①:『HF(ハイフロート)シリーズにローテ』トラウトの上の目線を通し反応するかチェック。

 

ルアーチェンジ②:『ナノシリーズにローテ』シルエット、存在感を小さくして反応をチェック。

 

ルアーチェンジ③:『シンキングモデルにローテ』よりスローなアプローチへ。

 

ルアーチェンジ④:『クーガディメンションにローテ』アクションの目先を変える。

今回は②と③の両要素となりますが、クーガナノシンキングによる中層スローリトリーブが非常に好反応をしてくれました。

【潜在意識を打ち破れ ピーカンでも効果的な蛍光色】

メッキ、メタリック、グロー発光、ホロ、蛍光色、単色・・・etc、ルアーアプローチに付随し、エリアフィッシングでは非常に重要視されるルアーカラー。

カラーをチョイスする場合、高活性=派手カラーであったり低活性=地味カラーといった活性に応じたカラーチョイスというのももちろんあります。しかし、トラウトがなぜルアーに対して口を使うかというとそれは必ずしも食性だけではなく、『攻撃』や『威嚇』であったり『興味』であったり様々な理由だということを意識するとカラーチョイスについてもよりポジティブな発想をしやすいかと思います。

それとなぜか個人的に思うのが夏季などの高水温期の日中にダーク系カラーが反応しないなか、放流直後というわけでもないのにスプーン・プラグともに蛍光色に異常に反応が集中することがあります。

単純に何らかの要因で活性が上がっただけなのか、それとも紫外線がかなり強くなったタイミングで蛍光色カラーに人間の目視では確認できない何か変化が発生しているのか・・・

詳しくはわかりませんが蛍光色にはミステリアスな魅力が満載です。

 

【ひとつ正解を見つけても常にトライ、あえてトライが重要】

この日の中津川さんではリトリーブによるアプローチではクーガナノシンキングのダブルシトラスグローが非常に反応が良く

・スモールシルエット

・中層スロー

・カラーは派手め

という自分の中でのひとつの正解にたどり着いたと思った矢先

別のアプローチとしてボトムの反応をチェックすると・・・

!!!

ムムッ!!!

 

ライオーム ヤマダメタルヴィリジアン!!

 

ライオームナノ グラスチャート!!

ライオームナノ カフェインフラッシュ!!

アイテムの枠も

カラーの枠も

飛び越えて、より強力なアプローチがあっさり見つかりました!!!

高活性魚へのアプローチ、低活性魚へのアプローチ・・・

魚の絶対数が多いからこそ様々なパターンが成り立つのもエリアフィッシングの魅力のひとつ。

ですがずっと同じことをやり続けていてはアプローチの幅を中々広げられません。

ついつい忘れがちですが、魚と対話するようなゆったりとしたスタンスと各釣り場様のレギュレーション範囲内での自由な発想が次の自分だけの一尾につなげるヒラメキにとても重要ですね!

というわけで今回はプラグをメインにフィッシングフィールド中津川さんを満喫させていただきました。

次回も宜しくお願い致します。