【フィールドレポート】大自然の中のアグレッシブバイトを堪能 オンディーヌ5’05-L+とフィガーNTsが冴えた、群馬県山岳渓流釣行レポート ネイティブフィールドスタッフ山下友聖

皆さんこんにちわ。ネイティブスタッフ山下友聖です。
先日、群馬県の某ダム湖に流れ込む山岳渓流へ釣行してきました。
このフィールドはボートでしか入渓できないため、普段なかなか味わえない自然のままの渓流を体験できるのが魅力です。
出船から第一の沢へ
早朝、ダム湖の出船場所からボートでポイントへ移動。
上流域は土砂崩れや雪代の影響が残っており、水質はやや濁り気味。それでも落ち込みや巻き返しといった魚の付き場にルアーを通すと、すぐに反応が返ってきます。

この日好調だったのは フィガーNTs。
不規則に間を入れたトゥイッチが特に効果的で、午前中のうちに20cm後半サイズのイワナを立て続けに5本キャッチ。魚のコンディションも良く、強い引きを楽しませてくれました。
上流は濁りが強まり、沢替えへ
順調に釣果を重ねていましたが、上流へ進むにつれて濁りがさらに強くなり、魚の反応が鈍くなってきました。そこで午後からは思い切って別の沢へ移動。
第二の沢はクリアウォーター

2本目の沢は一転して驚くほどのクリアウォーター。ボトムの石や流木まではっきり確認できるほど透明度が高く、魚の姿も時折目視できる状況でした。

サイズは第一の沢に比べると落ちましたが、魚影は明らかに濃く、活性も高め。1カ所で3連続ヒットする場面もあり、数釣りを満喫できました。小型ながらも勢いよくルアーにアタックしてくる姿は、まさに野生の渓魚そのものといった印象です。
ボートでしか味わえない特別な体験
今回訪れたエリアはボートでなければ辿り着けないため、人の手がほとんど入らず、魚たちが本来のアグレッシブさを見せてくれました。渓流ならではの景色と相まって、特別な時間を過ごすことができたと思います。
改めて訪れたいと思える素晴らしい釣行となりました。
自然の恵みに感謝しつつ、この経験を次の釣行に活かしていきたいです。


使用タックル
ロッド:ダーインスレイヴ オンディーヌ 5’05-L+
リール:2000番クラス
ライン:PE 0.6号
リーダー:フロロカーボン 8lb
ルアー:フィガーNTs(カラー:ワカサギ)
今回の釣行では、フィガーNTsの「ワカサギカラー」が特に好反応。
クリアウォーターでも濁り気味の水質でも魚にしっかりアピールでき、安定した釣果をもたらしてくれました。
また、L⁺アクションのロッドは不規則なトゥイッチにも追従性が良く、イワナの鋭いバイトを弾かずにフッキングへ持ち込めたのが印象的でした。