フィールドスタッフ安島裕二、OFCカップ今季2度目の優勝!!!

4月30日に栃木県の大芦川f&cフィールドヴィレッジ様で開催のOFCカップにてフィールドスタッフ安島裕仁が見事優勝しました!!
第1戦に引き続き今季2勝目で暫定ポイントランキング首位となっております!!
当日のヒットパターンなどのレポートが届いておりますのでどうぞよろしくお願い致します。
 
フィールドスタッフの安島です。
栃木県大芦川F&Vシリーズ戦、OFCカップ第5戦にて優勝することが出来ました!
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当日の詳細をレポートします。
当日の朝の気温は7°Cと寒く、日が上がるにつれて最高気温24°Cと気温差が激しく、ポンドの状況が目まぐるしく変化すると予想できました。
前日夕方の雷雨の影響か、ポンドに若干の濁りが生じており、いつものボトムが見える様な水質ではなく、中層以下のサイトが困難な状況でした。
1回戦後半組 駐車場側 3人2人抜け 2ローテーション
前後半と放流が入ります。
前半の方の釣りを見学すると、スタート時は上のレンジで釣れるが、落ち着いてきてから中層〜低層に落ちた放流魚を追うか、表層に残った放流魚をスプーンのウエイトを落とす、もしくはプラグで狙うといった状況でした。
後半組スタート時、放流直後の魚が群れで目の前に確認出来たので、散らさないようにキャストコースに気を配りながら1投1匹ペースでスコアを伸ばします。レンジが下がって来たタイミングでアイスフェイク1.6gで低層の魚を追加し2位の選手を引き離す事に成功。
後半は、前半のアドバンテージを生かし、表層の魚に絞り、当日の魚のクセや色の反応を確認しました。
2回戦 川側 4人2人抜け 2ローテーション
ここでも前後半放流が入ります。
かなり濃いメンバーでしたので気が抜けません。
時より強い風が吹き、ポンドの状況が変わって来ました。
ハイバースト2.4gでスタートしますが、上手くアジャストしていない雰囲気。
かけ上がり付近で反応がいい魚が確認出来たので、ハイバースト1.6gの金系でかけ上がりを舐める様にトレースすると連発!
後半はラインブレイク等のトラブルで失速しましたが、逃げ切りに成功しました。
3回戦 駐車場側 3人1人抜け 3ローテーション
ここからは放流が入りません。
年間ランキング上位陣との対戦で気合いが入ります。
ハイバースト1.6gからスタートしますが、あまり良い反応が得られません。
アイスフェイク1.6gにしたところで中層〜低層に活性の高い魚を発見し連発。
スプーンでの反応が薄くなって来たタイミングでプラグの反応を見ますが、少し違う感じ・・・。
ここで得意のサークル2.8gのボトムにシフトします。
ズル引きからスタートしますが、バイトが少なく焦ります。バンプ等試していくと、大きめのシェイクに反応が良く追加に成功します。
しかしラスト10分失速してしまい、対戦相手に追いつかれ、サドンデスに。
使っていない場所での1匹早掛け勝負。
定石ではハイバースト1.6gですが、先ほど反応がなかったので自信がなく、かといってアイスフェイク1.6gではアピールが少ないなと思い、ハイバースト1.3gをチョイス。
色はこの日反応が良いUV系。
この判断が功を奏し、なんとかベスト8に残る事が出来ました!
準々決勝 駐車場側 2人1人抜け
3回戦と同じ釣り座でのスタート。
ここは3回戦で良かったアイスフェイク1.6gでスタート。開始早々に連発。
しかし今日1番のアタリカラーをキャスト切れ。
予備が無く他のカラーやウエイトを落として探りますが、あまり良い反応が得られません。
先ほど良かったボトムは3回戦で叩き過ぎたせいか反応がありません。
今までのパターンは一旦リセットして、冷静にポンドを見渡したところ、予選時より表層の魚が増えていることに気付きました。
恐らく選手の数が少なくなりプレッシャーが抜け、また気温が上がってきた事により表層に魚が浮いたと考えられます。
ハイバースト0.8gで様子を見ると、反応はするが風で流されてしまい追いきれてない為、シャノン0.7gを試すと反応が良く、バラシが多いながらも連発に成功し準決勝に進出!
準決勝 管理棟前 川側 2人1人抜け
この日使っていない場所での対戦で、3回戦のサドンデスと同じくハイバーストの1.3gでスタート。
開始早々に表層30cm以内で連発。反応が薄くなってきた段階で、シャノン0.7gでハイバースト1.3gで取りきれなかった魚を取り、対戦相手を引き離すことに成功。
後半はプラグを試しますが、クーガFMRで反応が良いことに気付きますが、タックルが合っていないのかバラシが多発。今日は合っていないなと判断し、決勝はスプーンのみで戦うことを決意しました。
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決勝 管理棟前 駐車場側
準決勝と同様に表層ハイバースト1.3g→シャノン0.7gのローテーションで、連発に成功。
表層の魚の反応が無くなったら、ハイバースト1.3g、アイスフェイク1.6gで中層〜低層の魚を追加し、優勝することが出来ました!
今期2勝目です。
タックルですが、
放流直後の魚に対しては、62VL+伸び率の少ないフロロ0.4号クラス
落ち着いてきたら、61L Rev.A+伸びの多いフロロ0.4号
ボトムは、61L Rev.A+エステル0.3号
表層は、61L Rev.A+ナイロン0.3号
プラグは、64ISL+PE0.2号
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大芦川さんは引きが強い為、関勲氏プロデュースの62VLで手前で走られてもトルクのあるバットパワーで確実かつ素早いランディングを、
タフな状況下では、私がプロデュースした61L-Rev.Aの柔軟なティップがバイト時間を伸ばし、タフな状況下でも深いバイトに変えてくれました。
ポンドの状況に合わせたルアーセレクトも良かったと思います。
活性の高い上めのレンジをハイバーストシリーズ、シャノン0.7g
下めのレンジはアイスフェイク1.6g
タフな状況下ではサークル2.8g
新商品のシャノン0.7gですが、コンパクトなシルエットの為飛距離を出す事が出来、水噛みの良さから表層〜中層でもレンジキープができます。
大会当日の強風下でも水面直下をコントロールする事が可能で、決勝トーナメントの貴重な魚を連れて来てくれました!
これからの表層に浮いてくる時期はとても使い所が多いスプーンです。
素早い手返しが必要とされる状況下では、ブレイドリリーサーが素早いリリースを実現。また素早くリリース出来た事によりフックの伸びも最小限に留めてくれました。
暫定ではありますが、総合ランキングも1位になりました!
引き続き最終戦も頑張ります(^^)