先日発売となりましたダーインスレイヴのＮｅｗモデル６２ＧＬ－Ｆ。
開発者であるフィールドスタッフ青木によるロッドの解説レポートです。
ＤａｉｎｓｌｅＦ　WILD SENSE６’２ＧＬ－Ｆ
フィールドスタッフ　青木　宏真　が満を持してリリースするダーインスレイヴその名もワイルドセンス６‘２GLF。
青木自身の独特な感覚が産み出したダーインスレイヴは突発的なバイトに対して瞬発的な対応ができる。
一言でいうとダーインスレイヴ60GLの性能を特化させ私のスタイルに合わせた仕様！
何を特化させたか。
・飛距離
・感度
・一瞬のバイトを逃さない為のロッドアクション
・飛距離
長さを6.2ftにしてバットパワーを上げ、全体的にシャープなロッドにしたことにより振り抜けが非常に良く軽量ルアーはもちろん重いルアーもしっかりバットに乗せてキャスト出来るようにしました。
・感度
60GLよりティップを柔らかくしたいが柔らかくして感度が落ちるのは避けたい。ティップとベリーのバランスを調整し柔軟なティップながら感度・操作性を落とさないロッドアクションに仕上げました。
・一瞬のバイトを逃さない為のロッドアクション
このロッド最大のこだわり箇所で上記の感度とのバランスを絶妙に仕上げました。
ティップを柔らかくし突発的なバイトでもトラウトに違和感を感じさせず口にフックを残し、ベリーの硬さでフックアップさせる！
一瞬の間を作るティップとそれを掛けるベリー、寄せるバットパワーすべてのバランスを調整しこのロッドが出来上がりました。
そしてトラウトと最初にコンタクトするその一瞬の間はラインによって変化させることが出来ます。
PE、エステルの様な伸びの少ないラインを使用することによってフッキングさせるパワーを上げ、より早くフッキングに持ち込むことも出来ます。
逆にフロロ、ナイロンなどの伸びのあるラインを使用することによってフッキングのタイミングを遅らせしっかりと口に残すことも出来ます。
トーナメントでは時間内にしっかりとした答えを出し、すべて良いバイトを出し続け勝ち上がることは非常に難しいです。
勝ち上がる為にはその一瞬のバイトを1匹でも多くフッキングさせることが非常に重要と考え、その性能を特化させたワイルドセンス62GL-Fが出来上がりました。

私の理論から生まれたワイルドセンス62GL-F、私なりの開発コンセプトです。
皆様宜しくお願い致します！